能取のコートハウス

  • 能取のコートハウス
    • 新築住宅
    • 木造住宅
    • コートハウス
  • 所在地
    北海道網走市
    竣工年
    2023年
    用途
    住居
    構造規模
    木造2階建
    建築面積
    88.19㎡
    延床面積
    156.92㎡
    写真
    吉田 昂平
  • 能取のコートハウス
    オホーツク海まで約500m、大きなカーブを描く国道沿いの敷地に建つコートハウスである。
    国道から敷地が2mほど低いレベルにあるため国道からの視線とオホーツク海からの海風を防ぐために
    コンクリートの塀で囲まれたコートを設けた。
    コートではお茶を楽しんだり、近くに住むご両親との食事、小さな子供を遊ばせたり内部的用途として
    多目的に使われることになる。

    ・外部空間と内部空間との互換性・
    コートは国道からの視線と海風を防ぐといった物理的な役割の他、内部空間と外部空間を繋ぐ
    バッファーゾーンとなる。
    そのバッファーゾーンを内部空間と外部空間との間にある「水門」と考えると、その水門の開閉に
    よって外部空間が内部空間に流れ込んだり、その逆もイメージすることができる。
    吹抜けのあるリビングとダイニングの大きな空間にコートを介した外部空間を流し込むと、
    入れ子状に挿入された内部空間の箱が船のように外部空間に浮かぶ・・・そんなことをイメージ
    しながら設計を進めた。
  • Location
    Abashiri, Hokkaido, Japan
    Completion
    2023
    Type
    House
    Structures
    Wooden 2floor
    Building area
    88.19 sqm
    Area
    156.92 sqm
    Photographs
    Kohei Yoshida